2007年10月1日月曜日

ふたたび

この前、最後の一口をとられた場所で、ふたたびパンを買い、水と一緒に飲み食いしようとしていると・・・

あの、例の中年のおっさんがこちらに向かってくる。さすがに、2度もやられ、これからカモにされたらかなわないので、目で警戒。

しかし、結局ふたたび僕の目の前に立ち、ポルトガル語で何やら言っている。パンをくれとでも言っているのだろう。

                              NO

と言うと、中年男性、擦り切れたズボンのポケットをまさぐり始めた。 ナイフか・ピストルでも出すのではと・・・一瞬自分の中で緊張。

中年男性が出したのはナイフでもピストルでもなく、ポケットから80セントを出して突きつける。
これでパンを売ってくれと言っているらしい。ちなみにパンは2ヘアル。1ヘアルと20セント足りない。 周りの人々は僕がどんな対応をするのか興味があるらしく、こちらを見ている。 まだ、一口も食べていないパンをはい、とやるわけにもいかないし、これからも同じ目に遭うのも嫌なので・・・

私は買いません というと、残念そうにパンを見つめる。

その視線に心がチクチクする。

パンを売っている女性が中年男性に向かって気の強い声で何か言った。

その中年男性が僕だけでなく、他の客にも声をかけているので、 営業妨害だ。 とでも言っているのだろうか?

結局、中年男性は僕のとこから去っていくと、パンを売っている出店で、パンを1個恵んでもらっていた。 そして、中年男性はこちらをみて満面の笑みでふたたび去っていった。

客がいるところで物乞いをすれば、物が貰えるかもしれない。あるいは貰えなくても営業を妨害されてほしくないから店から1個くらい恵んでもらえるのかもしれない。そんな打算があるのかないのか、はたして。

0 件のコメント: