2007年7月23日月曜日

モーターサイクル・ダイアリーズ

革命家として知られているゲバラとその友人の放浪旅行をえがいた映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」を見終えた。

ゲバラの著作である「チェ・ゲバラ モーターサイクル南米旅行日記」を基にしたといわれている作品。

おんぼろバイクで友人と2人で旅をしていく中でゲバラは、各地の最下層の労働者達の現実、迫害される先住民やハンセン病患者たちとの出会いや交流、聞き取りを通じて徐々に不公平なまでの社会構造に目を向けはじめる。 2人の旅が終わりに近づくとき、世間知らずでちょっと弱弱しい姿のゲバラはいなかった。

まだ、見てない人は見てみてください。おススメです。

ゲバラの思想や行動については賛否両論あるかもしれないが、1つだけたしかなことは、彼は旅を通じて〈見るべき問題〉に気づき、その問題と対峙したということだ。

今まで旅が人を変えるのだろうかと半信半疑だったが、実は 「旅はきっかけにすぎない」 ということに気づいた。 旅はあくまできっかけに過ぎず、きっかけを掴んだ時、はじめて何かしらのものと対峙することができるのではないかと思う。 「何かしらのものとは何か?」 と問われれば、それは個人個人が持つものとしか言いようがないが・・・

しかし、対峙したとしてもそこから目を背けたり、逃げ出してしまっては道はひらけない。 ゲバラの場合、目を背けず、自分の信じた道を突き進んだと言っていいかもしれない。 別にその生き方をかっこいいとも、かっこ悪いとも思わない。 人間の生き方にかっこいいも、かっこ悪いもありはしないと思うから。 ただ、個人が何を思い、何を考え、どう生きたのかということが重要ではないかと思う。

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